タイトル

■ 2008年3月6日  -男女群島遠征 Vol 1- 


安定しない天気図とニラメッコの毎日・・・3月1日〜に決定しかけていたのだが、イレギュラーな予定が入り断念。
天気図と相談した結果、凪予報バリバリの3月6日からの航海となった。 
今回も友達のいないyukimaruは単独釣行・・・しかし、偶然にも当日からSM君&TOGA君ペアも釣行するらしい。
話し相手のいる嬉しさもあるが、反面、不安な要素も・・・実は、彼らは一泊二日の航海を完遂した事が無い・・・。 
予約は一泊二日でも何かしらのトラブルが起こり、終わってみれば日帰り釣行・・・昨年はヘラクレスのペラが壊れた。。。
妙な巻き添えを食わなければいいが・・・不安を胸に長崎県田平港に車を走らせた。ブラックヘリオス!
午前11時、田平港に到着。
田平港にはサムソンのみが停泊していたが男女へはヘリオスが出るとの事。
そのヘリオス・・・まだ、五島から帰ってきてないらしい。
船を待つ間、昨夜から来ていたSM君、TOGA君と話していると、一昨年の遠征で知り合った岡山の人と偶然に遭遇!
「覚えていらっしゃいます?」「その節はどーも・・・云々云々」と話は弾む。
最近の傾向や過去の栄光(笑)などなど話していると轟音と共にブラック・ヘリオスが五島から帰ってきた。
そして、そのホースヘッドには、何故かカイザーのポーター・・・MOMO氏がいる。 「・・・なんでMOMOさんが???」
「MOMOさん、コンチワ!」「あぁ、yukimaruさん・・・今日は二人ね?」 「いや、ひとり・・・」 「・・・ツレは生きとると?」
そんな妙な会話の後、荷物の積込を開始! 名前を呼ばれた順に荷物をドンドン積み込む。
余談だが、今日はD社のF・テスターが来ていた。 この集団、場慣れしているのか、横着なのかは知らないが、とにかく動かん・・・F・テスターの腰ぎんちゃくの若造らも動かん・・・何か勘違いしている最悪の集団だった。
こんなんでイイのD社さん・・・。(怒)

腹は立つけど話を戻して・・・・・。
今日は早めに出港ということで、午後13時に出港。 ベタ凪の海を順調に走り、午後16時には男女群島に到着した。
キャビンから外に出てみると、そこは中ノ瀬戸! 北九州から来られた○田氏が既に渡磯の用意をしている。
「何処に乗られるんですか?」と聞いてみると「古賀に乗ります!」との事。
ブラックヘリオスは静かに接岸し、○田氏を「古賀瀬」に降ろした。 そして、「yukiamruさ〜ん準備しましょう。」の声!
古賀横ブラック・ヘリオスがホースヘッドを押し付けたのは「古賀横」。
今回で3回目の上礁となるが、60Upも十分狙える磯である。
荷物を高場に上げて、お神酒を取り出す・・・今回は純米・白牡丹!
周辺にまいて今遠征の安全祈願・・・そして準備にかかった。
まだ明るいので、昼用のタックルを持ち磯の先端に立つ。
この磯は夜はワンド側、昼は水道側と2面を攻められので都合が良い。
マキエを十分に撒き、タナ3ヒロで第一投!
潮は右から左に当て気味に入ってくるが強くはない。
流している最中もマキエはボンボンと撒・撒・撒! 何回か同じパターンで探っていると・・・・!
クチブト32cm!馴染んだウキが綺麗に入った。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
今遠征の初アタリ! アタリ事態が鮮明なのでイスズミか?っと思わせたが、
上がってきたのは32cmのクチブト君。
高島なら喜んでKeepなのだが、ここは男女・・・それも初日である。 
まだまだ、心に余裕があるので海に帰っていただいた。(笑)
すると、そのお礼であろうか同寸のクチブトが連発モードに・・・
釣っては逃がしを繰り返すハメとなってしまった。
タナを徐々に上げて違う展開を伺う・・・すると!
オナガ47cm!ボヤ〜っとシモリかけたウキが海中で一旦停止!
道糸を張って聞き合わせてみると、ギュイ〜ン・バチバチバチ・・・・・ってな具合に道糸が弾けて出ていった!!!
竿を起こすと、今までとは次元の違う力で引きまくる!
マスターモデル尾長は胴からヒン曲がり、その引きを吸収・・・
胴に乗った加重を、さらに絞り上げていくと・・・さすがに観念したのかジワリジワリと浮いてきた。水切れの悪い横引きを経て上がってきたのはNiceなクロ! タモに入った魚体はエラブタ・BLACKのオナガ君。
検寸47cm・・・尻尾のなが〜い綺麗な魚体だった。
メタボなクチブー!食ってきたのが日中・・・っていうことは・・・夜はもっと期待できる!?
取らぬタヌキを想像しながら群れていることを願い、同じポイントを攻めてみる。
しかし、この後はメタボなクチブト1枚で辺りは薄暮に・・・昼Verの終りを告げた。
昼の道具を納め、夜の道具を取り出す。。。
竿4号にハリス8号の完全無欠仕様・・・いよいよ、夜バージョンに突入!
ビールを片手にワンド側にマキエをボンボン投入・・・魚を寄せる。。。
頃合を見計らい、スーパーウェポンを手に釣り座に立った。
タナは3ヒロ。ワンドの磯際に狙いを定めて仕掛けを入れる。
辺りはすっかり暗くなり、夜光虫が幻想的な光をかもしだす。 「あの光、オナガかメダイの目だったりして・・・・・」
自分に都合のイイように考えながら釣りを続ける・・・しかし、アタリどころかサシエすらも取られない。
変化の無い展開に集中力も途切れ途切れに。 休もうか・・・そう思った矢先、ウキが水面下に押さえられた。
キンメ力ない引きで上がってきたのはキンメの一族・・・正式名は???
夜バージョンでの初魚が・・・キンメ。 
魚が魚なので喜ぶべきかどうかは定かではない。 
しかし、魚が寄ってきたのは事実であるとポジティブに考えて釣りを続けた。
ワンドの際・・・ワンドの中央・・・奥と丁寧に探る。
しかし、悲しいかな反応は無い。。。夜のクチブト
「う〜ん・・・どうするべぇか・・・。」
ワンドを見切り、水道側に仕掛けを入れてみる・・・すると一発でゴン!
ガゴン・ガゴンと引き回るのでキンメやハタンポ系では無いようだ。
「オナガ?ババタレ??サンノジ???」 頭に???を浮かべてのヤリトリ・・・
ちなみに、竿がゴッツイので引き味で魚を判別するのがチョー難しい。
丁寧丁寧は面倒・・・・・腰を落として一気に引き抜いた!
ライトを点けて魚体の確認・・・獲物は白子を出した40Upのクチブトだった。
「ほ〜・・・夜でもクチブトが食うたいね〜。」 独り言をのたまいながら、上向き加減な展開を自画自賛!
次はオナガでもやったるかい!・・・その気合で仕掛けを振り続ける・・・しかし、後に続くものはなかった。
午後10時・・・腹が減ったので休憩Time! 携帯ストーブでアツアツの鍋焼きうどんを作る。
引きに入って、北西風が強くなり冷え込みが厳しい・・・そんな折、暖かい食い物は至福のひと時を与えてくれる。
食べ終わって、身体が温もったところで釣り座に戻る・・・がっ、”腹の皮突っ張れば、目の皮たるむ”
よく言ったもので、今度は睡魔が頭を持ち上げた。
波間に漂うケミホタルの光は”眠くな〜る・眠くな〜る”の催眠術・・・夜光虫の光も手伝って意識は落ちる寸前である。
集中力の欠落は危険・・・狙いを朝マヅメに合わせて寝ることにした。
しかし、ここ「古賀横」は寝にくい・・・平たい場所は1ヶ所・・・しかし、転落の危険性大なのである。 
風が強くなっているので、その場所はパス・・・荷物を上手に並べ、その上に寝ることにした。
午後11時・・・携帯のアラームを3時に合わせて寝袋に入る。 風は強いが夜空は快晴・・・満点の星が輝いている。
それを見ながら、俗世(?)の事を考えていると、いつしか意識は遠のいていった・・・ Zzzzおやすみなさい。 

Continue〜

Tackle
行 程 3月6日〜8日 一泊二日
釣り方 フカセ釣り
タックル 昼:マスターモデル尾長M Z2500LBD
ライン:バリバスゼロフカセ3号 ハリス:グランドマックス3号
ウキ:yukimaru極G1 ハリ:尾長くわせ8号


夜:竿4号遠投 リール テクニウム8000番
ライン:X8 PE4号 ハリス:グランドマックス8号 
ウキ:1号 ハリ:夜釣り王6号
タ ナ 2ヒロ〜3ヒロ
エ サ オキアミ生2枚+ボイル1枚+地アミ4Kg 配合1袋 × 4セット
大潮
釣 果 オナガ1枚 クチブト2枚
備 考 古賀横

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