タイトル

■ 2009年7月5日 宗像市 沖ノ島


ロ兵衛さんとS君の遠征に混ぜて貰っての釣行! 釣行先は福岡県宗像大社の神領「沖ノ島」である。
「沖ノ島」・・・本土から60Kmも離れており、玄界灘の潮流ゴンゴンの真っ只中に浮かぶ周囲4Kmの孤島。
小屋島・沖ノ島島全体が御神体とされていて、女人禁制で男性も特定の日に決まった人数しか入島できないらしい。 う〜ん・・・磯への上陸はイイのだろうか???
まだ見ぬ沖ノ島、事前勉強だけで頭に?が浮かんでしまった。
午前3時前・・・瀬渡の窓口である大漁屋で予約していたエサを受け取り、港に直行!午前4時、お世話になるハピネスVに乗船、神湊を出港した。
約1時間20分の航海後、沖ノ島の玄関口「小屋島」に到着・・・すでに、
ビッチリと通し釣りの釣り人が入っている。
懸念していた夜便の有利さは本当のようである・・・。
おっち行ったり、こっち行ったり・・・底物師を順次降ろして行き、かの有名なケーソンへ・・・見ると、ただのハトである。。。
「ここは、イヤぢゃ〜・・・わしゃ降りんどぉ〜!」 クロ兵衛さんと叫びながら、事の成り行きを見守る・・・ラッキーにもスルー!
結局、沖ノ島本島を約2/3周回ったところで、「イガイガ」という名前の磯に降り立った。
状況を観察すると、音で寄ってきたのか、すでにエサトリが跋扈している。 スズメが大勢を占めているが、その下にはハリセンボンが十重二十重・・・おそらく、ベラの軍団もいるのであろう。。。 噂には聞いていたが、かなりブルーな心境である。
G1のウキを道糸に通し、G2+G3の負荷を掛け、タナ3ヒロに設定した仕掛けを放り込んでみた。

その一投目・・・食ってきたのはハリセンボン! 滑稽な魚であるが、ハリスの損害が甚だしく笑ってはいられない。
クロ兵衛さん!そんな、辛い時間が過ぎて行く中・・・クロ兵衛さんHit!
小気味良く竿を曲げてファイトを楽しんでいる。
ほどなくして抜き上げられたのは夏の旬、The イサキ!
「おぉ、おるじゃん! タナは???」
サブ本命の登場に磯の活気は急上昇・・・タナとポイントのレクチャーを受け、その近辺をまさぐってみる。
しか〜し、なかなか簡単に本命の姿は見られない。。。
なんとかできるエサトリの量ではない・・・「待つしかないのか???」

マキエは足元に・・・サシエは沖に・・・。
最近、多いパターンである(涙)。
そんな、よー解らん釣りを続けていたら・・・
コッパオナガがHit!
コッパとはいえ本命の登場に感心していたら
次には30弱のイサキが食ってきた。 
「おぉ、Keepサイズぢゃ〜!」
マキエが効いてきたのだろう・・・その1匹を皮切りに小型ではあるがポツポツとイサキを追加した。

■カゴ師に変身!
型に納得ができないので、「おら、カゴ振るぞ〜!」 ロッドケースからメガドライ3号遠投を取り出し、仕掛けの準備!
高島のゴートー ・バージョンでカゴ釣り開始・・・・タナはキッチリ2本半。
何処で食うやら訳が解らんので、取り合えず正面沖に大遠投! すると・・・その一投目からウキがズボーン!
ゴンゴンと竿先を震わす引き味を楽しみ、磯に抜き上げたのは、チョット良型のイサキ君・・・やはり、沖は型が良いようだ。
山陰高島で培ったカゴ釣り遠投バージョン!・・・ ここ、沖ノ島でもなんとか通用するようで、ウキは順調に入ってくれる。
型には少々、不満が残るが順調にイサキをGet・・・クーラーは徐々に重くなっていった。

■午後12時磯替えTime!
沖ノ島への渡船は夜出し便と朝出し便があり、夜出し便は通しの釣りとなり午後13時納竿。 その時間帯を見計らっての磯替えとなった。
次に我々が乗ったのは「本ワレ」っていう磯。
船長が「本ワレ!聞いた事があろう!?」 っとマイクで問いかける。
そういえば、なんか聞いた事があるナ・・・かなり有名な磯のようだ。
さて、その「本ワレ」・・・ここでは、カゴは振らずにフカセで勝負!
最初はヤル気の無かった潮も時間の経過と共に勢いを増し、左にゴンゴンと流れていく。 その本流に仕掛けを入れると・・・竿にゴン!
竿引きのアタリから上がってきたのは、イサキ君。
ここは、水深があるせいか、「イガイガ」のイサキより型が良いようだ。 そうこうしていると・・・クロ兵衛さんも激震をキャッチ!
マスターモデル尾長を目一杯にヒン曲げてヤリトリ・・・イサキにしては竿がよー曲がっている。
タモスケに駆けつけてみると、良型のクチブト君・・・今日はイサ兵衛だったが、やっと本名のクロ兵衛に返り咲き!
そして、連発でオナガを捕獲!・・・クロ兵衛の名前を不動のものにした。 やるね〜ぇ・・・クロ兵衛さん!
そんな、特級磯での楽しい時間も本流の度合いと共に一気に経過・・・納竿時間の15時に・・・。
迎えのハピネスVを待ちながら、次は夜便で・・・密かに心に誓ったyukimaruであった。

ハピネスV
お世話になった、大漁屋さんとハピネスV
TEL 0940-42-0248


回、小型ながら3人共にイサキは大漁!
これが、全盛期だったら・・・そう思うと震えてくる。。。
聞くところによると、秋には青物が活発だとか・・・。
遠征する島が増えそうな予感である。
大いなるポテンシャルを秘めた沖ノ島・・・次に行く日は近いだろうな。
里帰りのついでに・・・作戦を考えねば!

Tackle & Data
釣行地 宗像市沖ノ島 「イガイガ」「本ワレ」 午前4時00分〜午後15時00分
気象
晴れ 中潮 01:50  90cm 15:09 34cm
福岡 07:57  175cm 21:24 153cm
釣り方 フカセ釣り 底カゴ釣り
タックル がまかつ アテンダー1.5号
Daiwa トーナメントISO2500LBD
道糸: サンライン・オシャレ2.5号 
ハリス: サンラインブラック2.5号
Daiwa メガドライ3号遠投
shimano ツインパワー8000H
道糸: よつあみPE4号
ハリス: シーガーG−MAX5号
タ ナ 2ヒロ〜竿2本半
エ サ マキエ : ボイル12Kg 地アミ4Kg
サシエ : ボイル
釣 果 イサキ 30数匹 オジサン 小型のクロ少々・・・
備 考

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