タイトル

■ 2010年7月31日 宗像市沖ノ島(小屋島)「ヒデサキ」


I氏曰く・・・「ゆっくりと夜釣りがしたいの〜。」  そんな提案で浮かんだ釣り場は山口は萩!
国道を走って2時間少々の距離であるが、同じ行くならより大物場へ!・・・って事で再びリサーチ。
五島列島までを視野に入れて考えた結果、福岡県宗像市の「沖ノ島」に釣行する事になった。
アクアシャイン早速、「釣り天狗ヤナイ」さんに状況を聞いてみる・・・すると、イサキは上がっているものの、ヒラソ等の青物は日替わりメニューとの事。
真夏真っ盛りの今、釣り物には恵まれていないようだ。
状況は今ひとつであるが、せっかく立てた遠征計画!
ここまで考えて流す気にもなれず計画どおり「沖ノ島」への予約を入れた。
午後14時30分、高速1000円の恩恵を受け、広島を出発!
午後17時、渡船の出港地である津屋崎港へと到着した。

■小屋島「ヒデサキ」へ上礁
午後8時、渡船であるアクアシャインに荷物の積み込みを開始! 
右も左も解らないので、ポーター氏に聞いてみると、「広島から来られた方ですね!」 ・・・っと意外にも話が通っていた。
「夜出しは初めてなんですよ・・・宜しくお願いします。」 「大丈夫ですよ! ヒデサキに上がってもらいますから・・・」
よくよく聞いてみると、他の方3名と合流して「ヒデサキ」という磯に上がるらしい・・・。 
更に聞いてみると・・・「ヒデサキ」って磯は小屋島の一級磯らしく、特に青物が良いらしい・・・。
胸躍るような話を聞き午後8時30分、アクアシャインは津屋崎港を出港した。
約1時間の航海後、アクアシャインはスローダウン・・・1番に名前を呼ばれ上礁の準備!
5名の荷物をホースヘッドに送り込み、順番に渡礁した。
さて、この「ヒデサキ」! 下げの潮が本島との間をゴンゴンと流れるらしく、投入と回収で釣り座を替えて釣る、俗に言う観音釣り場!
今日は5名だが、10名以上で上がる事も珍しくないそうだ。
観音釣りとなればフカセ釣りをする事は出来ない・・・。
備えあれば憂いなし・・・ロッドケースからカゴタックルを取り出し、同礁された方にいろいろな話を伺いながら夜釣りの準備を開始した。
ケミホタルを20号の棒ウキに差し込み第一投!
南西の強風に煽られながら、左沖に投入した仕掛けはゴンゴンの潮流に乗って北方向へと進む。
高島で言えば「ゴートー」の潮を更に強烈にした豪潮!
その下げの本流を張りながら流していると、約130m流した地点で蛍光色のケミホタル光が海中に消えた。
ラインが走らないので、魚が引き込んだモノか潜り潮で引き込まれたのかは分らない。 ゆっくりと竿を立ててリーリングを開始!
かなりの抵抗感はある・・・しかし、それが潮の抵抗なのか、魚の抵抗なのかもよく分らない。 半信半疑のまま、ゆっくりと距離を詰めると・・・ナント!魚が付いていた。 上がってきたのは27cm程度のイサキ君。
型にはかなり不満だが、沖ノ島遠征夜釣りの初物である。
キッチリと〆てクーラーに入っていただいた。 V(`∇´)V
まだまだ夜は長い・・・気合を入れ直し、20号のカゴを海に放り込んだ。

■夜が明けて・・・
「最近は明るくなると全く食わんタイ・・・」 同礁されたベテラン談。
カゴを続ける人、上カゴを投げる人、ジギングする人、皆さんそれぞれのスタイルで昼釣りを開始!
自分はフカセタックルを組み、「ヒデサキ」の右隣の磯に陣取った。
ボイル主体のマキエを足元に撒くと、極彩色の魚がドバっと集まり狂喜乱舞! かなりヤル気がそがれてしまった。(泣)
足元にマキエをドバっと打ち、水族館状態にしておいて、仕掛けは単独で20m沖に放り込む!
ユルユルと右に流れる潮に乗せて流していると・・・ウキがゆっくりとシモッていった。

ウキを引き込んでくれたのは、沖ノ島名物(?)のハリセンボン。 いつ見てもマヌケな顔である・・・。
「昔はこんなにおらんかったけどね・・・」 とはベテラン談。
かなりの広範囲に・・・それも大量に跋扈しているようで、何処へサシエを放り込んでも、こいつらが釣れ続ける。
全くもって打つ手なし・・・っとなってしまった。(泣)

そこで、小屋島の観光・・・島の頂上部に上がってみた。
頂上部には綺麗な緑が・・・そして、本島に向かって右隣には「天狗岩」と「御門」が見て取れた。
さすがに神の島! 何処を見ても絶景である。

本島のケーソン! 名前はカッチョエエが、ただの防波堤である。
魚は良く釣れるらしい・・・。


■午前11時納竿・・・
結局、昼釣りでの釣果はハリセンボンに終始・・・。 
らしき魚を釣る事はできなかった。
今回の釣果は夜釣りでのイサキのみ!
型にも数にも不満は残るが、沖ノ島での夜釣りの雰囲気は力一杯、堪能する事が出来た。(笑)
同礁したベテランの方から貴重な話を伺う事が出来たし良しとしよう。
次回は青物の時期に行ってみたいと思う。 

Tackle & Data
釣行地 宗像市沖ノ島 (小屋島) 「ヒデサキ」  20時30分〜翌12時00分
気象 晴れ 南西 中潮 00:50 170cm 13:06 159cm
強風 福岡 06:58 64cm 18:49 63cm
釣り方 フカセ釣り (夜)カゴ釣り
タックル がまかつ  マスターモデル口太T
Daiwa   メガドライ3号遠投 (夜釣り)
Daiwa  09トーナメント競技2500LBD 
Shimano   ツインパワー8000PG (夜釣り)
道糸  サンラインダイナード 2.5号 
道糸   ヨツアミ×8 4号 (夜釣り)
ハリス  ブラックストリーム 2.5号
ハリス   ブラックストリーム 6号 (夜釣り)
タ ナ 2ヒロ〜竿2本
エ サ マキエ オキアミ生9Kg ボイル9Kg 
グレパワーV10 1袋  
サシエ 生 ボイル
釣 果 イサキ7 (25cm〜33cm) 
備 考 釣果は夜釣りのみ・・・。

トップページへ

- Copyright (C) yukimaru -