タイトル

■ 2009年11月21日〜22日 米水津 「長太バエ」 鶴見「大バエ」


たまた、ブログ「〜やっぱり磯が好き〜」の管理者、誠さんに甘えて繊細釣りのメッカである大分県南へ釣行!
今回は米水津の当番瀬である「長太バエ」と鶴見方面への2日釣りを楽しむ予定である。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
20日の午後18時30分、ブログ「釣りバカクロ兵衛の釣り日記」の管理者であるクロ兵衛さんと広島を出発!
快調に中国道をブっ飛ばし、下関の壇ノ浦SAにて「尾長依存症」の管理者であるShigeさんと合流した。
休日割引1000円の恩恵を受けるため、時間調整をしながら高速をひた走る。
そして、日付の変わった21日の午前1時・・・”かわの釣具”さんに到着した。
待ち合わせは3時なので、暫しの仮眠を車中で取る事に・・・。
約1時間の仮眠を取り、マキエの準備のため店に入ってみると・・・そこには、せいちゃんと初めて出会う”ののちゃん”が! クロ兵衛さんに”ののちゃん”を紹介していただき、簡単な挨拶を交わして店内を物色・・・必要な物を購入してマキエの作成にかかった。

■イザ! 「長太バエ」へ
我々の出港は午前5時・・・しかし、誠さんは場所取りのため、2時30分の便で「長太バエ」へ渡礁されている。
当番瀬なのに場所取り??? 妙な話しであるが、「長太バエ」は蒲江の渡船区域と共有しているらしく、蒲江の渡船も来るとの事。 米水津で当番の予約を取っていても蒲江の船が来るので油断ができないのである。
かくして、午前5時・・・我々を乗せた有漁丸は米水津の港を出港! 誠さんの待つ「長太バエ」を目指した。

←有漁丸さん!

初めて上礁する「長太バエ」・・・有漁丸がホースヘッドを押し付けた磯の先には懐かしい誠さんの姿があった。
各々が挨拶を交わして、夜が明けるまでの談笑Time。  コーヒーありきビールありきで楽しい時間を過ごす・・・。
辺りが明るくなったのを頃合に、「さぁ〜やるか〜!」 タックルの準備にかかった。

■東向きの釣り座にて!
自分は東向きの釣り座にて準備を開始!
上げの本流がゴンゴンと流れているので、かなり良さげなポイントである。
北方向からの風が強いので、水中ウキを使った2段ウキ仕掛けを採用し、-B浮力ののUsawa D.SUS&ディンプルSPをセットした。
道糸1.85号+ハリス1.75号・・・タナは2ヒロ半である。
マキエを足元に撒いての第一投!
激流に馴染ませながら仕掛けを送り込んでいくと・・・イキナリ竿先を引き込むアタリをキャッチ!
急流も手伝い竿は大きく曲がる・・・しかし、その引く力は弱い。
上がってきたのは、20cmクラスのコナガ君だった。
「長太バエ」での初モノはコナガ!・・・「ここはオナガ場か〜!?」
意気も上がるが、同時にハリスの細さに不安も少々・・・。
潮流は申し分ない・・・自分の心臓の音を感じながら、イツ来るか!・・・っとの期待に震えて仕掛けを打ち返す。
しかし、その期待に応えてくれるのは、リリースサイズのクロばかり・・・。
いつまでも、サイズUpには至らず、釣っては逃がしを繰り返す事になった。

そんな中、南よりに釣り座を取っていたクロ兵衛さんに激震!
何やら重たげな魚が食らいついているようで、ナカナカ浮いてこようとしない・・・。
「何ぢゃろ???」  固唾を呑んで見守っていると・・・その優しい竿捌きに屈した魚は徐々に浮上を開始!
ぼっかりと浮いた魚はナント!・・・イガミ!  俗名「ブダイ」であった。 


そして、その隣の南端に釣り座を取っていた誠さんと”ののちゃん”・・・順調に竿を曲げて本命のキーパーを続々Get! 
さすがに天下無敵の大分勢・・・かなり上手です。
それを横目に見ながら、こっちも頑張ってはいるのだが・・・。
なんたるかな・・・キタマクラ・・・。

潮のトロイ場所ではキタマクラ、潮流ゴンゴンの中ではリリースサイズのクロが食ってきて、中々サイズUpには至らない。
そこで、気分転換を兼ねてハリスを1.5号に張替える事に・・・。
中間にG5を打ってタナは2ヒロに・・・。 2ヒロからのズンズン作戦である。
すると、たまたま偶然かKeepサイズのクロが食って来た!
この仕掛けが合っているのかな? 確証の無いままに続けていると・・・それまであった生命反応がゼロになってしまった。
なんで??? 不思議に思っていると海底から妙な泡がブク・・・ブクブク・・・ブクブクブク・・・。 「何??何??何??」
大分に生息する新種の魚か!・・・っと思っていたら、さらに強烈な泡のバリアーを纏って、巨大な何かが急浮上!
ザバ〜ンっと出てきた海坊主・・・開口一番 「ここにゃ〜、魚はおらんど〜! あっちの潮目ぢゃ〜! あっちあっち!」
「ハァ???」 親切にも魚の居る場所を教えてくれたのは、海坊主ならぬ潜り漁師のダイバーさん。
これには腹を抱えてがっはっは〜!の大爆笑!  いや〜これには参りました。 これでは、魚がおるわけない・・・。


そんなハプニングがあったが、マキエを切らさずに撒き続けていると、ポツリポツリとKeepサイズのクロが食ってきた。
そして、何故だかチヌまで食ってきた。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
いろんな魚が楽しめる「長太バエ」・・・流石に当番瀬である。
あとは本命の40Up!・・・っと期待を込めて仕掛けを打ち返す。
しかし、サイズUpの答えを見つけられないまま納竿時刻を迎える事になった。
午後16時30分、納竿!
磯を片付け、迎えにきた有漁丸にのって「長太バエ」を後にした。
数釣りは楽しめた・・・しかし、型に不満の残る1日。
型を揃える手段は如何に??? 


■第二ラウンドは鶴見にて・・・
午後22時・・・「長太バエ」の疲れも取れないまま、「てる丸」さんおお世話になり、今度は鶴見の磯へGo!
初めての海域・・・不思議なもので、これからの事を考えていると疲れの事はすっかりと忘れていた。
真っ暗な中を航海し、「てる丸」が接岸したのは「大バエ」!
誠さんに伺うと、鶴見有数の一級磯であるとの事。
期待にワクワクしながら荷物を磯に降ろす・・・しかし、よくよく見回すと辺りは先行者の荷物だらけ!
大きな磯=人気の磯だけあって上礁者は多いようだ。
最初は夜釣りも計画していたのだが、釣る場所もポイントも分らないので灯りを囲んで談笑した後、寝る事にした。
平らな岩を見つけてシェラフに潜り込む。北からの風が気になったが、疲れも手伝って意識不明になるのに時間はかからなかった。
翌午前5時30分起床!
ゴソゴソとシェラフから這い出して辺りを伺う・・・せいちゃんはすでに起きていてエギングモード!
自分もゴソゴソと起き出してマキエを作る事にした。
■本命ポイントは人だらけ・・・
「大バエ」は鶴見大島から離れた独立磯・・・沖側と水道側に釣り座が取れるが、本命のポイントは本流ゴンゴンの表側!
しかし、表側は上礁者が多くてとても立てそうにない。
そこで、船着き側のトロっとした場所に立って始める事に・・・。
誠さんに、この磯のポイント等をレクチャーしていただいていると・・・ナント!先に釣り始めていた、せいちゃんのロッドが満月に!
一投目から食ってきたそうだ。  フムフム・・・魚は居るのぅ ψ(`∇´)ψ
ここは釣れる! 期待は確信に変わり、仕掛けを放りこんだ。
タナ3ヒロからの釣り始め・・・G2のウキにG4のメタルクッションを付け、ハリスには何も打たない完全フカセでのアプローチ!
その3投目、ウスバがHitしたが、なんたるかなハリハズレ・・・。 その後、アタリは無くなりサシエも丸残りに・・・・。
G6をハリスに打ち、タナを竿1本半に・・・・そこからズンズン沈めていると、イキナリ竿先を引き込む激震をキャッチ!
時折、頭をゴンゴンと振る超・重たい引き・・・浮かせようにも全く浮いて来ず根に入られてしまった。
1度は出たものの、またまた根に張り付いてしまった・・・そして、お決まりのプッツン。(涙)  なんたるかなヘタクソ・・・。
2度のアタリで2度バラシ・・・無言の手返しが続く時間だけが過ぎていった。

■表側のポイントにて・・・
表側のポイントに入っていた誠さんとせいちゃんの暖かいお心遣いでポイントを交代する事に!
下げに入り本命潮とされる時間帯・・・クロ兵衛さんと並んで竿を出す。
その数投目・・・左のサラシから出た潮が当て気味に入る潮と交わるポイントでシブシブ浮力のウキが急潜行!
大きく合わせをくれてやると気色の良い重量感と共に一本気なシャープな引き味が返ってきた。今遠征一の剛力である。
オナガの存在も否定できないので、慎重かつ大胆に浮かせにかかる。 ウキが見え、左の瀬に突進してくる魚を浮かせにかかると・・・急に右底に方向転換! 超剛力で一気にギュンギュンギュイーン!  ぎゃぁ〜オナガ臭い〜!
耐えた末、レバーOffで体勢を立て直しにかかったが、一度走り出したオナガが止まるハズもなくハリスがプッツン。(涙)
「ぎゃー切れた〜!」 貴重なアタリを・・・なんとも勿体無い・・・。(涙)
ハリスを張替え気を取り直して挑んだが、またもや貴重なアタリはハリハズレ・・・。
鶴見「大バエ」での釣り・・・なんともバラシまくりである。
結局、この後はアタリらしきものを拾う事が出来ず、午後14時30分納竿!
鶴見の磯の強烈な洗礼を浴びる事になってしまった。(泣)  まさか、こんな展開になるとはね・・・。

■P S
楽しかった2日釣行はあっと言う間に終わってしまった。 満足できる釣果ではなかったが、久しぶりに出会った仲間との釣行は釣果を度外視した楽しさがある。 これは、何物へも換えられない貴重な時間。
誠さん、せいちゃん、ののちゃん・・・大変、お世話になりました。m(__)m
次回のリベンジ遠征もよろしくお願いしますね!  今度は負けね〜ぞ!(笑)

Tackle & Data
釣行地 大分県南 米水津 「長太バエ」 21日5:00〜17:00

大分県南 鶴見大島 「大バエ」 21日22:00〜 22日15:00
気象 晴れ 21日 中潮 03:16 29cm 15:34 104cm
北風強 長島港 10:01 155cm 20:46 154cm
釣り方 フカセ釣り
タックル Daiwa メガドライM2 1.2号53
ダイワ   トーナメントISO競技LBD
道 糸   Daiwaトリプルガンマ1.85号 
ハリス   シーガーG-MAX1.5号〜175号
タ ナ 2ヒロ〜竿1本半
エ サ マキエ : 生15Kg グレジャンボ、メガミックス
マキエ : 生9Kg 地アミ4Kg 遠投TR、メガミックス、グレP-V10
サシエ : 加工エサ、生、ボイル、シバエビのムキミ
釣 果 クチブト6枚 チヌ1枚 
備 考

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