タイトル

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2007年2月18日〜20日 男女群島「二重鼻〜古賀横」 

2007年2回目の男女遠征! 当初の予定は17日からの男女群島2泊3日釣行。
しかし、悪天候のため1日スライド・・・ついでに行き先が鳥島となった。(笑)
18日正午・・・田平港に到着。”あじか磯釣りセンター”の事務所に行ってみる。
柴山社長に状況を聞いてみると、「風の変わったけん、鳥島は無理かもね。」
いきなり出鼻をくじかれた。 ぐぅっ天候には勝てんかい・・・。
乗船名簿に記入して、積込の準備にかかった。
午後3時・・・20名の客を乗せたブラックヘラクレスは田平港を出港。
約3時間の航海を経て船は男女群島へ・・・やはり鳥島は無理だったようである。
男島の「ノコギリ」から磯着けを開始。 次々と釣り人を降ろしながら船は南下する。
女島の「沖の平瀬」を過ぎたあたりで「yukimaruさん、準備しましょう!」と前田CAPからの一声。
我々が降りたのは女島の「二重鼻」。 ワンドに面していて、夜オナガが出そうな雰囲気は十分。
T氏と月桂冠で乾杯し安全祈願・・・男女群島・夜Verの幕開けとなった。
■大潮&闇夜 
波間に浮かぶケミの光をジーっと見つめていると海に吸い込まれそうな感覚に襲われる・・・。
今回の航海は2泊3日の長丁場・・・昼間の疲れ&体力温存のため、午後10時には寝袋に入った。 
時折、パラつく雨が気になったが、ほとんど爆睡Zzzzz! (T氏によると大イビキだったらしい。)
目が覚めたのは午前3時過ぎ。。。寝袋セットを片付けて昨晩の釣り座へ戻る。
マキエを撒き打ち返す・・・すると、蛍光色の光がゆっくりと海中に入っていった。
ゆっくり合わせを入れると剛力無双の反応が反ってきた! ・・・強い!
ガコン・ガコンと頭を振るので、「あ〜ん?三の字? うおりゃぁぁ〜!」
外道を確信して1段下の磯上に引き抜いた・・・ビトン・ビトンと跳ね回る。
下に降りてライトで確認すると・・・なんと!立派なOnaga!
三の字と思っていただけに喜びもひ・と・し・お。 検寸48cmだった。
■夜のアタリは3連発で終了・・・2月19日
あたりが明るくなったのを頃合に、昼Verのライトタックルに交換。
Sight Fishing ・・・ 見えず・解らずの夜釣りよりも数倍面白い。
その面白さを具体化するように良型のクチブーも参戦して、ドンゴロスの膨らみは大きくなっていった。
午前8時・・・ヘラクレスの見回り。 釣果をクーラーに移し、エサと食料を補給する。
他の磯の状況を聞くと、良くない・・・との返答が返ってきた。
「次は昼過ぎに来ま〜す。」と前田CAP。
いつも思うのだが、この ”・・・過ぎ” は微妙な表現である。
いったい、何時まで釣っていいのかなん???
頭に ”???” を浮かべながら釣りを再開した。

■昼の見回りで・・・「沖の平瀬」
沖の平瀬次の見回りでヘラクレスが連れて行ってくれた磯は「沖の平瀬」
女島から離れた独立磯である。 釣り座は沖向きを水道向きの2つ。
ガイドブックを見ると水道側を釣れって書いてある。
T氏が沖向き、自分は水道向きに釣り座を取って実釣開始!
しかし、速い潮と三の字に悩まされて早々にリタイア・・・。
腹も減ったので焼肉パーティーをする事にした。
スーパードライを片手に熊本牛を食す至高のひととき・・・。そして、エネルギーをチャージしたところで釣り座に戻り、あっちこっちを探るのだが獲物はメダイとの格闘!出ない。
そんな中、1匹のメダイを発見! マキエを狂ったように食べている。
T氏がその鼻先にサシエを放り込むと1発でHit!
あいかわらず、見える魚を掛けるのは上手いもんだ。 ψ(`∇´)ψ ケケケッ
Gチューン遠征2号は瞬時に胴からヒン曲がり、メダイに抵抗。
「ぎっひっひ〜よー引くの〜! うりゃぁぁぁ〜!」 実に楽しげ・・・。
底には突っ込まないようなので、道糸を送りながら弱るのを待つ。


観念して浮いたところをタモで掬った
検寸8?cmのメダイ! 長さもさることながらビックリするくらい重い。。。
ヌルヌルで気色悪いが、食味は良い。 良い土産である。
「もう1匹、おらんかの〜!?」 
海を丹念に覗き込んだが、メダイのツレは居なかった。
少しのクチブトを追加して船を待つ。 ・・・それにしても今日は暑い!
■夕刻の見回りで磯替「古賀横」へ再訪
次に乗ったのは、先月来たばかりの「古賀横」。 「古賀」は名礁なので文句はないが、何故か気分は微妙・・・。
「明日の朝来ますので・・・」  ヘラクレスにbyebye。
まだ日は高いので、ライトタックルのままで探る・・・すると、心優しい三の字&良型クチブーが遊んでくれた。
適度に遊んだところで、夜釣りの開始。 マズメの1発を狙って打ち返すが・・・何故かサシエすら取られない。
テンションも下がってきたので朝マズメに狙いを定める事に・・・弁当を食って早々に寝ることにした。 
しかし、ここは寝るポイントが難しい・・・。 1人は斜面で1人は岩の頂上。 
岩の頂上は遮るものが無く、寝返り即、海にドボン・・・ ビビリながら寝袋に入る。  スマキにされたらこんなんだろうな?
”寝返り打つなよ!”  そう心に言い聞かせながら横になる。 ・・・空には万点の星が輝き、そして時折、流れる。
それを見てワケの解らん願い事を呟きながら、眠りについた。 ・・・絶対に寝返りは打つなよ! 言い聞かせながら。
午前2時起床・・・T氏はすでに先端に立っていた。  全日空のコンソメスープをすすり、ドッコイショ!
自分は中ノ瀬戸よりに釣り座を構える。 マキエを打ちまくり、仕掛けを流す・・・が、反応は無い。
ヤル気低下につきコーヒーTime! 座ってヘラクレスを待つことにした。
午前4時・・・煌々と電気を点けたBlackヘラクレスがやって来た。
昨夕の釣果をクーラーに収め、弁当とエサを受け取る。「9時頃、カイザーが来ます。荷物は積み替えますから・・・」
そう言い残し、前田キャプテン操るBlackヘラクレスは去って行った。
午前5時過ぎ・・・先端に釣り座を構えていたT氏がドタバタと磯上で騒いでいる (笑) 
「なんかやったんかの〜?」 目を凝らして見てみるが暗くてよく分からない。 すると・・・「やったでぇ〜!60ぢゃ〜!」 
そう叫ぶ声が聞こえた。 「何〜〜ぃ・・・ホンマかい!?」
駆けつけてみると立派なオナガが磯上に横たわっていた。 デカイ!
スケールを取り出し当ててみる・・・57、58・・・59? 無いwa・・・。
検寸58cm・・・60cmに2cm足りないオナガだった。
ホッとしたのはyukimaru君・・・2年連続で釣られるのはタマラン。
ヤバかった〜 ψ(`∇´)ψ ケケケッ 
  ※ 「古賀横」にて朝撮影した58cmのオナガ。 →
   本人は60クラスぢゃ〜と言って譲らない・・・が60は無かった。


60cmには足りないものの、デカイ部類ではある。  ・・・回ってきたん? アドレナリンはドッと噴出する。
釣り座に帰り即、投入。 グリーンのケミホタルを見つめる目にも力が入り、ガン付け状態。
そのウキがボヤ〜と海中に引き込まれた。 それらしくないアタリだったので、期待値30%で合わせてみる・・・。
すると、予想に反してNiceな反応が反ってきた!太仕掛けに物を言わせて強引に浮かせる・・・魚体は確認できない。
バチャバチャと水を切っている音を頼りに、磯上にブリ上げる。 ライトを点け、姿を確認・・・それは茶褐色のオナガだった。
綺麗ではある・・・しかし、T氏のオナガには遠く及ばなかった。(涙)

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仕掛け
フカセ釣り 大潮
昼 ロッド2号 道糸3号〜4号、ハリス3号〜5号  ウキ(-00号〜3号)
夜 ロッド3号 道糸PE4号 ハリス8号〜10号 ウキ(1号)
マキエ : オキアミ生9Kg+地アミ4Kg  6セット 配合3袋 サシエ:生LL 加工エサ6パック
磯 : 二重鼻〜沖の平瀬〜古賀横

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