タイトル

■ 2010年5月1日〜2日 -上五島 「帆揚瀬」- 


年のGWは五島・ウィーク(笑)・・・男女群島の半分の費用で行ける上五島2日釣りを楽しむ事になった。
御同行いただいたのは、例年のGWは超・多忙のクロ兵衛さん! GWのアウト・ドアを楽しもう! って事で午後15時過ぎに出発・・・お世話になる ”あじか磯釣りセンター” に到着したのは午後22時前だった。
過去写真乗船名簿に記入し奥様にご挨拶・・・
港に停泊しているのがブラックヘリオスのみだったのだが、念のために出港する船を聞いてみると、ヘリオスはエンジンが故障していて現在も修理中との事!
時間までに直らなければブラックストロンガーで出撃するらしい。
ストロンガーは未知の世界だが、できればブラックヘリオスが良い。
そう思って出港時刻を待ったのだが結局、ブラックヘリオスのエンジンは直らずに、自身初となるブラックストロンガーでの出港となった。
操船するのはブラックヘリオスの南船長・・・ 
「あれ〜yukimaruさん、男女には行かんやったの〜?(笑)」  「・・・・・」
「yukimaruさん、2日釣りね!」 「ヨロシクお願いしま〜す!」 
今回の航海は1日午後23時に出港し、翌々日の3日午前11時の回収予定である。
男女群島釣行での1泊2日と同じ日程なのだが、何故だか五島釣行では2日釣りと呼んでいるようだ。
かくして、午後23時過ぎ・・・ブラックストロンガーは10数名の客を乗せて上五島を目指した。

■上五島「帆揚瀬」
真っ暗闇の中、煌々と輝く漁火を見ながら約2時間の航海を楽しんで上礁したのは、「帆揚瀬」!
突撃ぢゃぁ〜! ・・・っとばかりに喜び勇んで上礁したyukimaruだったが、クロ兵衛さんは何故か困惑顔。
聞いてみると、最近は良い話を聞かないらしい。 つまり、魚が釣れないらしいのである。(困)

しかし、今更、ボヤイても仕方無い・・・ロッドケースから夜釣りのタックルを取り出して準備を開始した。
男女の夜Ver仕様を組み上げて釣り座を物色・・・。
クロ兵衛さんは水道側に自分はワンド側に釣り座を取って釣りを開始した。 
マキエをボンボン撒いて仕掛けを投入・・・蛍光色に輝くケミの光は微妙に左の水道側に通している。
タナは竿1本半、イサキを視野に入れ、サシエが取られるタナを探っていくが反応は無い・・・。
タナを変え投入ポイントを変えてみるも返って来るサシエは無傷・・・クロ兵衛さんも同様のようである。
釣れない状況の中、妖しく光るケミの光を見つめていると催眠術に掛かったかのような睡魔が襲ってくる。
そして、大アクビの連発を経てyukimaruはGive Up!  ・・・で寝る事にした。
ここ、「帆揚瀬」の北端・・・魚は釣れないが寝る場所には困らない。(笑)
数ある良さげなベッドの1つを選び寝袋に入った。 Zzzzz

■そして美良島へ・・・
午前5時過ぎ・・・薄明の中、ネコバスのテーマで起床!
根性で釣り続けているクロ兵衛さんに状況を聞いてみるが、ボッコが食っただけとの事・・・。
状況を聞いてネガティブになりつつある心を抑えながら、Day Gameの準備を開始!
取り合えずG2のウキを選択し直結部にG4のナマリを打ち、2ヒロ取ったハリスの中間にはG5のナマリを打ってみた。
タナを3ヒロに設定し仕掛けを右のワンド側に放り込む・・・潮は左の水道にゆっくりと引かれている。
そして、水道の中に入るとゴンゴンと沖に出て行く感じ・・・。
マキエをボンボンと撒き仕掛けをダラダラと流す事、十数投・・・!
ついに遠征初のアタリをキャッチした! ナント長き事かな・・・。 V(`∇´)V
ユラユラと海中を漂っていたウキが一瞬にして消え、糸フケが一直線に!
なんとも男前なアタリである。 ゆっくりと竿を起こして戦闘開始!
しかし、アタリの割りに引きが弱々しく非力な感じ・・・苦労する事なく、ゆっくりと寄せてタモに入れ込んだのは今年初物となるイサキ君。
30cm足らずではあるが美味な嬉しいお土産である。
イサキは群れで行動しているのは周知の事実! 「今ぢゃ〜チャンスぢゃ〜!」
今が時合!っとばかりにクロ兵衛さんと水道筋を攻めてみる。 しかし、再びあの男らしいアタリに遭遇する事は無かった。
イサキは潮を釣れ! ・・・人には解らない潮の塩梅というものがあるのだろう。
一筋縄ではいかない潮の変化に戸惑いながら釣っていると、ブラックストロンガーが来磯・・・朝の見回りである。
「yukimaruさ〜ん。どうですか〜?」 「ダメで〜す!替えてください!」 「じゃあ、乗ってください!」
激闘(?)約7時間・・・上五島の象徴とされる「帆揚瀬」を後にする事となった。
ブラックストロンガーは他の客を見回りながら南下・・・倉島の前を通って、見事な断層帯の続く美良島に向かう。
そして、ホースヘッドが接岸したのは美良島の「ビシャゴ」という磯。
南船長にマイクでレクチャーを受け、荷物を高場に繰り上げる。
一段落したところで、ビールをプッシュン!
見事な断層帯を見ながら乾いた喉をビールで潤し今までの釣りを振り返る。
ここまで来てイサキ1匹では悲しいな・・・。
ネガティブにドップリと浸っていく自分の心を見つめながら、ビールを一気に飲み干した。 上五島での第二ラウンドは「ビシャゴ」より。
イザ勝負! ・・・違うか。(笑)

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Tackle & Data
釣行地 上五島「帆揚瀬」〜美良島「ビシャゴ」
1日23時出港〜3日午前10時納竿
気象 晴れ 中潮 04:36 103cm 16:42 21cm
佐世保 10:05 255cm 23:33 249cm
釣り方 フカセ釣り、カゴ釣り
タックル がまかつ (夜) パワースペシャルFukase5号
(昼) マスターモデル尾長M
Daiwa (夜) メガドライ3号遠投 
シマノ (夜) BBX−テク8000番
Daiwa (昼) トーナメント50th 2500LBD
道糸 (夜) バリバス ゼロフカセ8号
(夜) サンライン オシャレ6号
(昼) バリバス ゼロフカセ2号 
ハリス (夜) サンラインブラック6号
(昼) クレハG−MAX1.7号〜2号
タ ナ 3ヒロ〜
エ サ マキエ オキアミ生18Kg+ボイル6Kg+ジャンボ2角 
サシエ 生、ボイル、半ボイル、加工エサ
釣 果
備 考  

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